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相場下落に備えた準備運動その2-相場の下落が積み立て投資の真のスタート
を読んで、自分の下落相場に対する準備状況はどうなっているんだ?
と疑問に思ったので確認してみることにしました。
まずはアセットアロケーションの確認
下落相場に対する備えといえば、まずはボラティリティの把握でしょう。
※一般的にはリスクと言われますが、私は「リスク=損失可能性」という意味で使います。
※なので、「ボラティリティ=リターンの変動(ブレ)」を使用しています。
私のアセットアロケーションは、以下のような感じになっています。
投資法が複数あるので、それぞれのアセットアロケーションを確認してみます。
■伝統的インデックス投資部門

この部門は、
・eMAXISバランス(8資産均等型)
・セゾン バンガード・グローバルバランスファンド
の2つを積み立てています。
バランスファンドを組み合わせて、自分好みのアセットアロケーションになるよう調整しています。
完全ほったらかし運用にできるのは楽ちんでいいですよ。
リターン:8.6%
ボラティリティ:12.2%
シャープレシオ:0.71
世界金融危機:-42.7%
バランスファンドだけでも、満足いく投資はできます!
いろいろ考えるが面倒という人におすすめの投資法ですよ。
■インデックスバリュー投資部門

続いて、インデックスバリュー投資部門
ここは3月に大規模なアセットアロケーションの見直しを行いました。
リターン:5.7%
ボラティリティ:10.2%
シャープレシオ:0.56
世界金融危機:-37.9%
こちらの部門は、伝統的インデックス投資部門以上に低リスクになっています。
理想とするアセットアロケーションからは、
・J-REIT
・G-REIT
・新興国債券
の組み入れ比率が低すぎるので、引き上げを図っているところです。
一気に投資をするのではなく、毎月の積立で是正を図っていく予定です。
現金比率は30%程度まで下落させる予定です。
他の人はどうなってるの?
自分のアセットアロケーションを確認して、まずは高ボラティリティになっていないことは確認できました。
とはいえ、他のインデックス投資家はどうなのかも気になる。
いや、分かっているんですよ。
他人は他人、自分は自分
でも、そうは言っても気になるんですよ(笑)
そういうわけなので確認してみることにします。
幸いなことに、ホンネの資産運用セミナーさんに、
インデックス投資ブロガー39人のポートフォリオを分析してみた
という記事があったので、このデータを借用させて貰います。
■インデックス投資家の平均アセットアロケーション
リターン:7.6%
ボラティリティ:13.2%
シャープレシオ:0.58
世界金融危機:-47.2%
こうして見ると、株式への投資が65%を超えていることもあり、皆さんそれなりにリスクを取っていますね。
私のアセットアロケーションは、インデックス投資家の中でも保守的と言えそうです。
これなら、暴落が来ても耐えられるはず。
暴落対策を立てる
これまでアセットアロケーションを見て、暴落耐性を確認しましたが、これは受動的な対策です。
私としては能動的な対策も取りたいと考えています。
そこで、暴落に備えたキャッシュポジションの積み増しを行っています。
能動的に動くと、対策を取っている感がかなりあるので、メンタルが安定します。
実際の暴落時に打てる手が増えるも大きなメリットです。
何もせずに暴落を耐え忍ぶのは精神的に来るものがあります。
伝統的インデックス投資部門では、今年から現金の積み立てを始めました。
今、暴落がきたら積立額が少なすぎて役には立ちませんが、2,3年後であれば、
・暴落時のクッション
・追加投資によるアクセル
の役目を果たしてくれることになります。
また、インデックスバリュー投資部門でも、アセットアロケーションを変更することで、暴落耐性の強化に努めました。
3月まではアセットアロケーションの中で株式が占める割合が90%ありました。
これを50%まで落としたので、劇的な変化になっています。
現在の現金比率の目標は30%ですが、今後も株価が堅調であれば、50%まで引き上げたいと考えています。
現金比率が高すぎるとリターンが落ちる、と考える人は多いと思いますが、
リターンは、暴落時にどれだけ買えるかで決まる!
と考えているので、心配無用です。
家計収支の改善を図る
もう一度書きますが、リターンは暴落時にどれだけ買えるかで決まります。
なので、暴落時にしっかり買い込むことが出来るよう、投資余力を作っておくことも重要です。
・収入アップ
・支出削減
に努力していくことは大切ですね。
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