個別株投資家は資金管理の重要性に気付くべき
- 2013/10/02
- 20:00
バリュー投資家に限らず個別株投資家は資金管理にルーズなところがあります。
私もバリュー投資家なので実感しているのですが、個別株投資をしているとすぐにフルポジション=キャッシュ0に陥ります。
株価が騰がってくると「儲け損なう」と思ってしまい、キャッシュポジションが勿体なく感じてしまうのです。
ところが、だいたい、リーマンショックのような大暴落の直前は相場は絶好調なもの。
全力株式買いで直撃を受けるリーマンショックの破壊力は、それはもう言葉には表せないほどの凄まじさがあります。
阿鼻叫喚という言葉は、こういう時のためにあるんですね。
さらに、バリュー投資家の場合は、安物買いが大好きなので、暴落後の株式買いもせっせと行います。
ここでもフルポジションの全力買い。
結局のところ、相場が騰がっても下がっても株式全力買い、なんです。
しかし、相場低迷時期の買いはともかく、高値圏での全力買いはあまり良い結果を生みません。
最近は、ネット投資家第一世代(04年頃に投資を始めた人)の中から【億り人(おくりびと)】が出てくるようになりました。
億り人とは金融資産1億円を超えた人のことです。
尊称として、映画のおくりびとをもじった億り人という造語が出てきたようです。
億り人になった人を観察すると、資金管理が上手い人が多い。
「休むも相場」という格言がありますが、今は危ないな、と感じたら相場から資金を引き揚げ、様子を見ることのできる人たちが揃っています。
個別株投資家も資金管理の重要性を分かっている人は多いのですが、いざ実践するとなるとかなり難しい。
なぜかというと、これといって明確な答えがないからです。
キャッシュポジションはどれくらいにするのか?
どういう時に資金を引き上げるのか?
インデックス投資のような確たる根拠がないため、迷いながらもなんとなくフルポジションになってしまうのです。
話は変わって、インデックス投資家はどうでしょうか?
資金管理で悩んでいる人は、ほとんどいないと思います。
こっちのアセットをもう少し増やすべきかな?などと悩んでいる人はいますが、個別株投資家とは次元の違う些細な悩みです。
アセットアロケーションという資金管理の黄金法則がありますから、投資を始める前に資金管理を決めてしまえます。
個別株投資家で資金管理に悩んでいる人がインデックス投資を勉強することは、すごくためになると思います。
インデックス投資を勉強して、暴落に強い投資体制を築くことができれば、より安定的な資産運用ができるようになるでしょう。
何より、「○○ショックの時に高みの見物」、「相場どん底時期にごきげん買い増し」が出来ることは、投資家にとって最高の楽しみです(笑)
私もバリュー投資家なので実感しているのですが、個別株投資をしているとすぐにフルポジション=キャッシュ0に陥ります。
株価が騰がってくると「儲け損なう」と思ってしまい、キャッシュポジションが勿体なく感じてしまうのです。
ところが、だいたい、リーマンショックのような大暴落の直前は相場は絶好調なもの。
全力株式買いで直撃を受けるリーマンショックの破壊力は、それはもう言葉には表せないほどの凄まじさがあります。
阿鼻叫喚という言葉は、こういう時のためにあるんですね。
さらに、バリュー投資家の場合は、安物買いが大好きなので、暴落後の株式買いもせっせと行います。
ここでもフルポジションの全力買い。
結局のところ、相場が騰がっても下がっても株式全力買い、なんです。
しかし、相場低迷時期の買いはともかく、高値圏での全力買いはあまり良い結果を生みません。
最近は、ネット投資家第一世代(04年頃に投資を始めた人)の中から【億り人(おくりびと)】が出てくるようになりました。
億り人とは金融資産1億円を超えた人のことです。
尊称として、映画のおくりびとをもじった億り人という造語が出てきたようです。
億り人になった人を観察すると、資金管理が上手い人が多い。
「休むも相場」という格言がありますが、今は危ないな、と感じたら相場から資金を引き揚げ、様子を見ることのできる人たちが揃っています。
個別株投資家も資金管理の重要性を分かっている人は多いのですが、いざ実践するとなるとかなり難しい。
なぜかというと、これといって明確な答えがないからです。
キャッシュポジションはどれくらいにするのか?
どういう時に資金を引き上げるのか?
インデックス投資のような確たる根拠がないため、迷いながらもなんとなくフルポジションになってしまうのです。
話は変わって、インデックス投資家はどうでしょうか?
資金管理で悩んでいる人は、ほとんどいないと思います。
こっちのアセットをもう少し増やすべきかな?などと悩んでいる人はいますが、個別株投資家とは次元の違う些細な悩みです。
アセットアロケーションという資金管理の黄金法則がありますから、投資を始める前に資金管理を決めてしまえます。
個別株投資家で資金管理に悩んでいる人がインデックス投資を勉強することは、すごくためになると思います。
インデックス投資を勉強して、暴落に強い投資体制を築くことができれば、より安定的な資産運用ができるようになるでしょう。
何より、「○○ショックの時に高みの見物」、「相場どん底時期にごきげん買い増し」が出来ることは、投資家にとって最高の楽しみです(笑)
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